ソーシャルビジネスを考える合宿

タイトルの通り、10月の下旬はソーシャルビジネスを考える合宿に参加しました!

1つめは、親会社であるNPO法人ブレーンヒューマニティーがプロデュースする、県内の某私立学校の合宿です。
1学期に事前学習を数回行い、夏休みの宿題として全員に「ソーシャルビジネスプランを考える」。そんな宿題が与えられます。

そうやって、計500を越えるプランから選ばれた20組だけが参加できる合宿に生徒たちがやってきたわけです。

昨年に引き続き、とてもおもしろいプランがたくさんありました。
「今すぐにでも、このサービスあったほうがいいやん!」

そんなプランもいくつかあります!私たち大人が考えるよりも、より柔軟で自由な発想やアイディアが出てくるので、彼らと話をするのはとてもおもしろいです!

ソーシャルビジネスプランを考える

ただのビジネスプランではないので、お金をもうけをすればいいという話ではありません。

「社会課題を解決するビジネス」であることが、必須条件です。
・公益性の高い(多くの人が困っている)
・課題を解決する(予防も含む)
・ビジネス(反復継続し、持続可能な状態)

もっとも難しいのは、普段学校が生活の中心となっている生徒たちなので、学校や家庭、普段のコミュニティとは少し視点を変えて、社会や自分の身の周りを俯瞰することもできる、なかなかない大切な時間です。

生徒たちの”戸惑い”こそが大切な学びになる

また、多くの生徒たちがこの課題に戸惑います。

なぜなら、彼らは普段、学校の勉強では”問題”が与えられます。

しかし、夏休みの宿題において、唯一この宿題だけが問題を与えられません。

もっというと、「自分自身で問題を見つけ出す」ことが求められる宿題なのです。

普段、与えられた問題を解くことが習慣づけられている彼らにとって、そのことは思った以上に難解だったりするみたいです。

学校の先生とは違った評価軸

昨年も実施したこのコンテストですが、学校の先生からしてもとても意外な結果となるようです。
上にもあるように、普段の彼らの学習スタイルとは異なります。

起業において、”人と同じ”ということはタブーです。

「みんなと同じようにできること」が求められる学習ではなく、
「みんなと違う」ということが求められる課題であるため、

必ずしも学業で優秀な成績の生徒がこのコンテストにおいても上位に食い込むといわけではなく、

「え、まさか、あの子が!!!」という意外な人選があるようです。

私たちからすると、そんなことを感じさせないぐらい素直でとてもいい子なのですが、驚かれる先生もいるようです。

そんな話を聞いてると、生徒たちにとっても、普段の評価軸とは違う軸で、しかも大学の先生などの専門家や実際の起業家から高い評価を得ることは自信にもなると思います。
逆に、学業で優秀な生徒にとってもよい刺激になるように思います。

そういった非日常の体験がもっと多くの学校や生徒に広まればと思いますし、そんな”体験”を届けられる会社で在りたいと思ったりしています。(ふくい)

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