【実施報告】はじめてのおとまりキャンプ

キャンプ概要

日 程2024.8.26(月)~27(火)
場 所西宮市立甲山自然の家
対 象年少~小学2年生
参加者17名
引 率25名

■1日目(8/26)

➢ 西宮市立甲山自然の家 集合

 13:00、甲山自然の家で全員の集合が完了しました。親御さんと別れるときには、これから始まる1泊2日に不安げなようすを見せる子もいましたが、研修室に着いて、同じ班のお友だちやリーダーさんと楽しくおしゃべりするなかで、笑顔を見せてくれる瞬間が増え、少し緊張がほぐれてきたようすでした。

➢ アイスブレイク

 アイスブレイクでは、班に分かれて自己紹介を含めたゲームを行いました。

 まず初めに行ったのは、「なまえでなまえ」です。このゲームは班のメンバーの名前を使って単語を見つけていくもので、お友だちの名前を知ると同時に、はじめましてのお友だちとお話をするきっかけになりました。

 次に行ったのは「ぴったんこぴったんこ」です。これは「ほっぺとほっぺ」や「手のひらと手のひら」など、言われた体の部位を班のみんなとくっつけるゲームで、どうすればみんなでくっつくことができるのか、班全員で考えながら楽しく取り組むことが出来ました。

 最後に行った「船長さんの命令」では、船長さんからの命令を受けて、障害物かけっこを行ったり、落ち葉を使って動物を作る工作をしたりしました。外で体を動かしながら、広場いるどの班からも楽しそうな声が聞こえていました。 アイスブレイクを通して、班のお友だちについて知り、仲を深めることができました。

➢ 火おこし 

 火おこしでは、火を起こすために必要な材料を集めに広場を探索しました。広場には様々な種類の葉っぱや枝が落ちていて、みんな夢中になって集めていました。

 いよいよ火を起こし始めると、薪を組む担当やうちわであおぐ担当、葉っぱを持ってくる担当など、1人1人がやりたいと思う仕事を担当し、自分がやりたい役割がお友だちと被ってしまったときには譲り合ったり、一緒にできる方法を考えたりして、班のみんなで協力して火を大きくしていきました。火おこしを通して、「私は〇〇するから〇〇して!」など、初めて会うお友だちに自分の気持ちを言ってみるなど、お友だちどうしでたくさんコミュニケーションを取ることが出来ました。

 各班で起こした火の前で撮った記念写真では、みんな達成感の現れた素敵な笑顔を見せてくれました。

➢フリータイム

 フリータイムでは、班ごとに何をしたいか決めて遊びました。鬼ごっこをする班もあれば、虫眼鏡を持って広場を探検する班、カラーセロハンを使って工作する班もあり、それぞれの班の個性が出た楽しい時間となりました。

 特に虫眼鏡を使った探検は子どもたちに大人気で、みんな夢中になって地面を歩く虫や周りに生えている植物を観察していました。工作では、画用紙で作られたフレームにカラーセロハンのレンズをつけ、ペンで自分の好きなようにデコレーションして楽しみました。完成したカラーセロハンメガネをつけると、「すごい!黄色に見えるー!」などお友だちどうしで交換し合って遊ぶ姿もありました。

 フリータイムを通して、同じ班のお友だちやリーダーさんとの距離もぐっと縮まりました。

➢夕食

 アイスブレイクや火おこし、フリータイムを終えた子どもたちは、お腹がペコペコ。夕食のメニューは、すき焼き風牛丼・ポテトサラダ・ゼリーで、みんなもりもりご飯を食べ、おかわりをする子もいました。ご飯を食べ終わると、すっかり仲良くなった班のお友だちとのおしゃべりを楽しんでいました。

➢ ふりかえり

 1日目のふりかえりでは、花びらに見立てた画用紙に『今日自分が頑張ったこと・感想・明日頑張りたいこと』を書きました。まだ自分だけで文字を書くことが難しい子も多かったですが、リーダーさんに手伝ってもらいながら自分の気持ちを花びらに気持ちを書いていました。

 火おこしを頑張った子もいれば、たくさん動いておかわりをしてご飯を食べた子など、1日を通して感じたことはそれぞれです。書けた花びらを画用紙の真ん中に張り付けていくと、班で1つのお花が完成しました。

 花びらに書いてあるお互いが頑張ったことや、みんなの感想を見て1日のふりかえりができると、明日に向けて、頑張りたいことややってみたいことなどを、班のお友だちどうしで共有し合っていました。

■2日目(8/27)

➢ キャンプデューティー

 2日目は、7時に起床して部屋の片付けをしました。お友だちやリーダーさんと協力してシーツや布団を元通りに畳んだり、床に掃除機をかけたり、自分たちが使ったお部屋を掃除しました。最後にリーダーさんとチェックリストを見ながら確認を行い、責任を持って自分たちが使った部屋を綺麗にしてからキャンプ場へ向かいました。

➢ 朝食

 朝食はキャンプ場に移動して、カートンドッグを作りました。食パンに材料をのせ、アルミホイルを巻きつけるところまで自分たちで行いました。牛乳パックに火をつけると、子どもたちは興味津々で燃えていくようすを見つめ、うまく出来たかドキドキしながら完成を待ちました。

 見事どの班も上手に焼き上がり、仕上げにケチャップをかけました。「見て!すごく綺麗に焼けてる!」「めっちゃ美味しそう!」など出来上がったカートンドッグにみんな満足なようすでした。全員が完成した班から、出来立てのカートンドッグをみんな笑顔で頬張っていました。

➢ 自由遊び

 自由遊びでは、班で協力するレクリエーションを中心に行いました。

 最初にペットボトルで色水を作る工作をしました。班でそれぞれテーマを決め、そこから個人でテーマに合った作品を作っていき、仕上げに色画用紙やペンを使ってデコレーションもしました。作った色水の色に合わせて、「こんなものができたよ!」と言って自慢げに完成した作品をお友だちやリーダーさんに見せていました。

 次に紙コップをどれだけ高く積み上げることができるか、班対抗で競争しました。どうすれば安定して高さを出すことができるかをみんな一生懸命考え、お友だちと協力して紙コップを積み上げました。崩れてしまっても、「もう1回やろう!」と積極的にお友だちどうしで声掛けをしていました。

 ジェスチャーゲームでは、班の中でペアを作り、ジェスチャーする側と当てる側を交代で担当しました。『水泳』や『ペンギン』などざまざまなお題が出題され、「こうやったほうが分かりやすいかな?」「〇〇じゃない?」などと、ジェスチャーをする側も答える側も、お友だちと相談しながら一生懸命取り組んでいました。

 最後にカードめくりゲームを行いました。うさぎチームとかめチームに分かれ、自分のチームの柄が描かれた方を表に返していき、最終的にどちらがより多くカードを表向きにできたかで対決しました。このゲームはやっている班も応援している班も大盛り上がりで、同点の試合もあったほど、どのチームも白熱した戦いを見せてくれました。「めっちゃ表にできたよ!」「○○ちゃんすごかった!」などと自然に会話も弾んでいるようすでした。

➢ 昼食

  2日目の昼食は、ハンバーグ・生姜焼き・チキン南蛮・唐揚げの4種類から自分が食べたいお弁当を選んで食べました。自由遊びで頭も体もたくさん動かした子どもたちは、お腹が空いているようすで、班のお友だちやリーダーさんとおしゃべりしながら昼食の時間を楽しんでいました。

➢ ふりかえり

 最後のプログラムとなるふりかえりでは、お花の真ん中にこのキャンプを通して自分ができたことを書き、周りの花びらの部分にはお友だちやリーダーさんから自分宛にメッセージを書いてもらいました。

 子どもたちは同じ班のお友だちに「書いて!」とお願いしたり、フリータイムで一緒に遊んだリーダーさんにメッセージを貰いに行ったりして花びらを埋めていきました。

 最後に、出来たお花にリボンを通して、1人1人の「できた」がいっぱい詰まったお花のメダルをリーダーさんから首にかけてもらい、ふりかえりの時間を終えました。

➢西宮市立甲山自然の家 解散

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、解散の時間になりました。子どもたちは1日目の集合時の不安げなようすとは打って変わり、晴れやかな笑顔でお友だちやリーダーさんに「またね!」と手を振って帰っていきました。

 はじめましてのお友だちやリーダーさんと一緒に、レクリエーションや火おこしを通してたくさんの経験をして、それぞれの「できた」が詰まった充実した2日間になりました。

ぶれひゅーについて ABOUT

MV05
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親が知らないところで子どもは育つ。

自然は子どもを大きくする。

自然は子どもを大きくする。

答えがない問題がある
ということを学ぶ。

自然は子どもをしなやかにする。

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子供の本気を
見たことがありますか?

自然は子供をたくましくする。

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家とは違う
子どもの顔があります。

自然は子どもをやさしくする。

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迷うことも時には勉強だったりする。

自然は子どもをかしこくする。

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自然は子どもを大きくする。

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答えがない問題がある
ということを学ぶ。

自然は子どもをしなやかにする。

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