はじめのいっぽキャンプ!~うきうき!はじけろ僕らの夏!~

名称はじめのいっぽキャンプ!~うきうき!はじけろ僕らの夏!~日程2023年8月9日(水)~8月10日 (木)
場所神戸三田アウトドアビレッジTEMIL対象小学校1年生~2年生
参加人数27名スタッフ数25名

2023年8月9日~8月10日 (1泊2日)の期間に、「はじめのいっぽキャンプ!~うきうき!はじけろ僕らの夏!~」を実施しました。提供団体の特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティーより、下記の通りキャンプのご報告をいたします。

>>本キャンプの募集ページ

1日目(8/9)

〇兵庫県立芸術文化センター前集合・出発

 朝9:00、子どもたちは緊張した表情で兵庫県立芸術文化センター前に集合しました。親と離れて過ごす初めての2日間に子どもたちは緊張と不安を抱えながらも、新しいお友だちやこれから経験する様々な出来事にワクワクした表情を浮かべていました。バスの中では、席が近いお友だちや大学生のリーダーと一緒に「三択ゲーム」や「輪っか上げゲーム」などを楽しみました。三択クイズでは、子どもたちは答えに驚きながらも、周りのお友だちと話し合って考える中で自然と仲良くなり、車内は子どもたちの笑顔で溢れていました。

〇アイスブレイク

 神戸三田アウトドアビレッジTEMILに到着後、体育館でアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、「自己紹介かるた」から始まり、様々なゲームの中から自分たちがやりたいゲームを選びながら進めました。「自己紹介かるた」では、表に名前、裏に好きな動物・食べ物が書かれたカードを名前を表にして並べ、リーダーが読み上げた好きな食べ物や動物をよく聞いて名前の札を取りました。子どもたちは、班のお友だちの自己紹介をよく聞いてかるたを楽しんでいたようすで、「好きな食べ物何だっけ?」「かるた2枚とれたよ!」と話しながら盛り上がっていました。このゲームを通して、子どもたちはこれから2日間を共にする班のお友だちについてお互いによく知ることができました。アイスブレイクは各班のペースで進め、「自己紹介かるた」をじっくりと取り組む班もあれば、「名前呼びボール渡し」や「王さまだぁれだ」などの次のゲームを進める班もあり、一緒の班になったお友だちと楽しく遊びました。特に、「王さまだぁれだ」が人気で、子どもたちの中にはゲームのルールを知っている子もおり、班のお友だちに教えてあげている姿もありました。子どもたち同士の距離が縮まった時間となりました。

  

〇昼食

 アイスブレイク終了後、外の芝生に移動して班のみんなでお弁当を食べました。自然に囲まれながら班のお友だちやリーダーと食べるお昼ご飯を美味しそうに食べていました。ご飯を食べ終わった後は、芝生で鬼ごっこをしたり、芝生の上でおしゃべりしたりして元気いっぱい体を動かし遊んでいるようすが見られました。

〇レクリエーションゲーム

 昼食後にはレクリエーションゲームを行いました。チームビルディングでは3つのゲームを行いました。

 1つ目は、他のお友だちの声を頼りに目隠ししたみつばち役の子が花をとっていく「みつばちゲーム」です。みつばち役は、みつばちになるためのカチューシャをつけてみつばちになりきっていました。目隠しで目がふさがれているみつばち役の子のために、みつばち役以外の子どもたちは、指示の出し方や内容を考えながらゲームを進めていました。はじめはバラバラだった指示も、ゲームを進めていく中で班全体が一つにまとまって取り組むことができていました。

 2つ目に、牛乳パックやペットボトルなどを班全員で協力して高く積みあげる「物積みゲーム」を行いました。お助けアイテムとしてテープなども用意されていたため、テープを使って倒れないように工夫する班もあれば、テープは使わずに土台をしっかり作り積んでいく班もありました。ゲーム終了の合図がなっても子どもたちは物を積むことに夢中で、最後まで諦めずに高く物を積もうとする姿がありました。積みあがった物にはそれぞれの班の特色がみられ、班ごとに積んだ物と写真をとり最高の笑顔を浮かべていました。

 最後に「以心伝心リレー」を行いました。以心伝心リレーでは、班で一列になり後ろにボールを渡していき、次に小さいボールがのった新聞紙をボールを落とさないように運んでから、円になって手をつなぎ風船をラリーしながらゴールを目指しました。子どもたちは、班のお友だちと声を掛け合いながら一致団結してゲームに取り組みました。このレクリエーションゲームを通して、班の団結力を深めることができました。

〇カレー作り

 チームビルディングが終わった後、カレー作りを行いました。カレー作りを楽しみにしていたお友だちも多く、野菜をきる係と火を起こす係に分かれてそれぞれの役割を全うしていました。初めての火起こしに好奇心旺盛な子どもたちは、班のリーダーさんと一緒に一生懸命うちわを仰ぎながら火を起こしていました。火がついた時は、自分たちの手でやり遂げた喜びと達成感で子どもたちがとてもたくましく見えました。はじめは役割分担をして自分の役割を決めていましたが、カレー作りを進めていく中で子どもたち自身が、自ら次に何をしたいか発言したり、次に何をするべきなのかを考えて行動していた場面もありました。班のお友だちやリーダーと協力して作ったカレーを目の前に子どもたちは、「おいしそう!いい匂い!」「早く食べたい!」と言って目を輝かせていました。班のみんなで「いただきます!」をした後、自分たちが作ったカレーをおいしそうに食べていました。

〇ふりかえり

 夕食後は、入浴をすませて一日目のふりかえりを行いました。ふりかえりでは背中に紙をはった状態で班ごとに円になり、隣の子の背中にその子の今日頑張ったことや良かったことを書きました。「カレー作りで野菜をきってくれてありがとう」など、一日を振り返って班のお友だちへ感謝を伝えている子もいました。子どもたちは自分の背中に書いてもらった紙をみて、照れながらもお友だちに書いてもらった自分の良かったところをリーダーに「見て!書いてもらった!」と言って共有している姿もありました。また、子どもたち同士お互いに自分の良かったこと、頑張ったことを見せ合いっこしている班もありました。このふりかえりの時間では、子どもたちにとって自分の新しい一面を知る機会になりました。

2日目(8/10)

〇カートンドック作り

 2日目の朝食は、牛乳パックを燃やして作るカートンドックと自分で選んだジュースでした。自分たちで具材を挟んだパンをアルミホイルで包み、牛乳パックに入れました。リーダーに火をつけてもらうと、牛乳パックはどんどん燃えていき、そのようすをみんなで見守りました。子どもたちはできたてのカートンドッグを美味しそうに食べ、この後に行う川遊びに向けてしっかりと力を蓄えました。

〇川遊び

 朝ご飯のカートンドッグを食べて元気いっぱいになった子どもたちは川遊びをしました。はじめに水になれるため「船長さんの命令」を行いました。子どもたちは「船長さんの命令です!肩までつかってください!」という指示に肩までつかり、気温も高かったため川の水がとても気持ちいいようすで「次の船長さんの命令は何かな~」とワクワクしながら水遊びを楽しんでいました。水なれの時間も終わり、次に水鉄砲を使った射的をしました。次々と現れる海賊をモチーフにした的を班の中で交代しながら撃ち落としていきました。もうすぐ落ちそうな的を一生懸命水鉄砲で狙っているお友だちに「がんばれー!」と子どもたちは声をかけながら射的を進めていきました。次に、ペットボトルで作られた水鉄砲を使って射的を行いました。水鉄砲を使って6個の的をうちぬいていくと隠されている文字が現れ、つなげて読むとリーダーの名前になるというものでした。徐々に見えてくる文字を見ながら子どもたちはどのリーダーの名前なのかを予想していました。全ての的をうちぬいてリーダーの名前が分かると「○○リーダーだ!」と子どもたち同士で話していました。

〇昼食

 川遊びの後、昼食の牛丼を食べました。川遊びで体をたくさん動かし子どもたちはとてもお腹が空いていたようすでおかわりをする子もいました。ご飯を食べ終わった班は、みんなでおしゃべりしたりしてみんなで食べる最後のご飯の時間を楽しんでいました。「ごちそうさまでした」をした後、みんなで協力してお皿やコップなどをまとめ自分たちが食べ終わった食器を片付けてから、ふりかえりをする場所に移動しました。

 〇ふりかえり 

 最後のふりかえりでは、2日間をふりかって自分の良かったところを紙に書きだし班で発表しました。「川遊びで的を頑張ってうちぬいたこと」「カレー作りで火起こしを頑張ったこと」などを書いている子もいて、それぞれがこの2日間を通して自分を見つめなおす有意義な時間となりました。最後にリーダーさんからこの2日間を通して頑張ったことを書いてもらったメダルが渡され、世界に1つしかない自分だけのオリジナルのメダルに子どもたちは大喜びしていました。リーダーさんからの「よく頑張ったね」の言葉に、子どもたちは2日間のことを思い浮かべながらキャンプがもうすぐ終わってしまうことに寂しさを抱きながらも、キャンプで出会った新しいお友だちとの最後のふりかえりの時間を大切に過ごしました。

〇兵庫県立芸術文化センター前解散

 ふりかえりの時間が終わり遊んだ後は、バスに乗って帰りました。バスの中では、この2日間お友だちとたくさん遊んで疲れ切ったようすで、子どもたちはぐっすり眠っていました。眠りから覚めた時には、バスは解散場所に到着しており無事全員戻ってくることができました。解散場所には、家族の方がお出迎えしてくれて子どもたちは安心した表情を浮かべていましたが、2日間過ごしたお友だちやリーダーとお別れするのが悲しい様子で「ばいばい、また遊ぼうね」と言って握手をしたりして別れを告げた後、リーダーに見送られながらそれぞれの家に帰りました。

 

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