【実施報告】はじめてのキャンプ~みずあそび大作戦~

キャンプ概要

日 程 2024.8.7(木)~8(金)
場 所 西宮市立甲山自然の家/甲山森林公園
対 象 小学1年生~小学3年生
参加者 19名
引 率 22名

■1日目(8/7)

➢ 兵庫県立芸術文化センター前集合・出発

 1日目は9時に集合しました。最初は少し緊張した様子でしたが、同じ班のお友だちやリーダーと「朝ごはん何食べたー?」「今日は何するんだろうね!」と会話をしていくうちに、徐々に仲良くなっていき、笑顔がたくさん見られました。

➢ アイスブレイク

 キャンプのはじまりはお友だちを知ることから!今回のキャンプでは、「自己紹介探検」という班のお友だちに名前と好きなものを聞いていくゲームを行いました。はじめはちょっと緊張した様子の子も、探検を進めるうちに笑顔が増えていきました。「〇〇っていうんだ!」「ぼくもアイス好きだよ!」と、あちこちから楽しそうな声が聞こえ、自然と会話が広がっていきました。好きな食べ物や好きなキャラクターなど、お友だちの意外な一面を発見でき、一気に距離が縮まったようでした。

➢ カレー作り 

 カレー作りでは、子どもたちが包丁を使って野菜を切ったり、火起こしに挑戦したりと、一生懸命取り組んでいました。「みんなで作ったカレー、おいしい!」と笑顔で食べる姿が印象的で、残さず最後まで楽しそうに食べていました。包丁を使う順番を譲ったり、待っている間に野菜を洗ったりと、お友だちを思いやる優しい姿も見られました。協力して作ったカレーは格別で、「おかわり!」の声があちこちから聞こえ、笑顔いっぱいの昼食になりました。

➢ みずあそび

 1日目のみずあそびでは水鉄砲や水風船を使って3つのレクリエーションを行いました。

 

  • モンスターを倒せ!

 まずモンスターを倒せ!ゲームをしました。大きな段ボールに描かれたモンスターの口をめがけて、水鉄砲を発射して、時間内に協力してモンスターを倒します。班全体で「みんなで一緒に頑張ろう!」と前向きな声かけをしながら、見事全ての班が時間内にモンスターを倒せました!


 

  • バケツリレー

 次に、みんながバケツを持って水をこぼさないように運んでいく、バケツリレーをしました。どうしたらうまく水を運べるのかを一生懸命考え、「こことこことの順番を変えたらうまくいくんじゃないかな?」「もう少しゆっくりやってみよう!」など、班のお友だちと積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。

  • みずあそび祭り

 最後に、班のみんなで、かき氷作り・スーパーボールすくい・お魚釣り・水風船スナイパーの4つのスポットを回っていく、みずあそび祭りをしました。かき氷作りでは、色水を自分で組み合わせて各自のメニューに書かれているかき氷を作りました。自分だけのオリジナルかき氷ができて、とても嬉しそうでした!

 スーパーボールすくいでは、穴の開いたポイで、ビニールプールの中のスーパーボールをたくさんすくいました。全身がびちょびちょになるくらい全力でプールの中のスーパーボールをすくい、子どもたちも大学生も大はしゃぎでした!

 お魚釣りでは、ビニールプールに入って、リストに書かれたお魚を班で探して班で協力して集めました。水に手を入れて探す感覚が気持ちよくて、みんな思わず笑顔になりました!

 水風船スナイパーでは、水風船を板に向かってたくさん投げて、割れた水がバケツにたまっていき、その水の量を競うゲームです。水風船に興味を持ち、「ぷにぷにして気持ちよかった!」などと言って楽しんでいるようすがたくさん見られました。夏らしい爽快感たっぷりのゲームでした!大学生も一緒にゲームを行い、子どもたちと笑い合いながら楽しむ時間になりました。みずあそびを全力で行い、暑さも吹き飛ぶ、笑顔あふれるひとときでした。

➢水鉄砲作り

 2日目に使う水鉄砲作りに挑戦しました。子どもたちは率先してパーツを組み立てながら「次はこの部品じゃない?」と班のお友だちやリーダーに教え合う姿が見られました。協力して作り上げた水鉄砲に、みんなワクワクしながら楽しんでいました。

➢ 夕食、入浴、就寝準備

 夕食では、4種類のお弁当の中から好きなものを選び、みんなで楽しく食べました。食後の片付けでは「片付けするよ」とリーダーと一緒に取り組むなど、1日を通して班内のコミュニケーションが増え、班全体が協力的で明るい雰囲気になっていました。お風呂や就寝準備の際も、班のお友だちに声をかけ合いながら自分で考えて行動し、水遊びで使った道具の片付けや布団の整理も、遊ぶときは遊ぶ、やるべきことは優先するという切り替えがしっかりできていました。

■2日目(8/8)

➢ 朝食

 キャンプ2日目の朝は7:00に起床し、みずあそびの服に着替えて食堂に集合しました。朝食はバナナやランチパック、ヨーグルト、ジュースを食べ、子どもたちは朝からエネルギーをしっかり補給しました。まだ眠そうな子もいれば、今日から始まるみずあそびにわくわくしている子もおり、にぎやかな朝の時間になりました。

➢ みずあそび

 2日目は、水合戦を行いました。班のお友だちと協力して、ゲームをクリアしながらモンスターを倒していきます。モンスターを倒すには、3つのゲームをクリアして「モンスターを退治するための電池」を集める必要があります。全ての電池が集まったらラスボスが登場して、ラスボスを倒せたら町に平和が訪れます。子どもたちは、まずモンスターの特徴を書かれたリストを渡され、よく観察しながら、「背中のカゴを狙ったらいいんじゃない?」「こっちは水風船を分けて攻撃しよう!」などと意見を出し合い、攻撃の作戦を考えました。水風船をモンスターが持つ的にめがけて投げたり、モンスターが背負っているかごにカラーボールを投げ入れたり、段ボールに貼られた紙風船を水鉄砲で破ったりして、見事全ての班が電池を集めることができました!モンスターは子どもたちのことを水鉄砲や水風船で妨害し、モンスターと子どもたちで、水のかけあいっこをして、楽しそうな笑い声があちらこちらで聞こえてきました。

 班のお友だちだけでなく、他の班とも協力しながら、「次はここをやろう」「みんなで一緒に頑張ろう!」と声をかけ合い、ゲームを進めていました。特に、自分たちの班がミッションをクリアした後にみんなで他の班を「頑張れー!」「あともうちょっと!」と応援している姿が印象的でした。最終的にモンスターを倒すことに成功し、協力して達成した喜びに笑顔があふれる時間となりました。キャンプを締めくくる最後の水遊びで、子どもたちもスタッフもびしょぬれになりながら全力で楽しみました。雨予報の中、プログラムの瞬間だけは青空が広がる気持ちの良い天気で、笑い声と水しぶきに包まれ、最高の水遊びとなりました。

➢ ふりかえり

 キャンプの締めくくりとして、リーダーからメッセージ付きのメダルを受け取りながら、2日間の楽しかったことや頑張ったことを話し合いました。班のみんなで2日間で行ったことが描かれたイラストカードの並べ替えゲームを行い、「みんなは何が1番楽しかった?」と話題を出し合い、意見を聞きながら自分の考えを話していました。2日間を通して、水遊びや水鉄砲作り、カレー作りなどに一生懸命取り組み、協力しながら楽しむ姿勢が印象的でした。自分の意思を持ち、最後まで諦めずにやり遂げる姿が班の仲間との絆をより深め、有意義なふりかえりの時間となりました。

➢ 兵庫県立芸術文化センター前解散

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、キャンプ最終日、兵庫県立甲山森林公園の自由広場にてお別れの時間を迎えました。2日間ともに過ごした班のお友だちやリーダーと、少し名残惜しそうにしながらも笑顔で「さようなら」を交わしました。お迎えに来てくれた保護者の方の顔を見ると安心した表情を見せつつ、仲間やリーダーとの別れを惜しむ姿もありました。帰るお友だちに、最後まで元気に「ばいばーい!」と声をかける様子が印象的でした。3日間を通して、子どもたちは協力してキャンプをやり遂げ、自信と達成感で表情がぐっとたくましくなり、初日とは違う成長を感じられる解散の時間となりました。

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自然は子どもをしなやかにする。

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自然は子供をたくましくする。

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