
【実施報告】まるっとよくばりキャンプキャンプ~つくって・たべて・たんけんだ!~
■キャンプ概要
| 日 程 | 2026.3.27(金)~29(日) |
| 場 所 | 関西学院千刈キャンプ |
| 対 象 | 小学1年生~小学6年生 |
| 参加者 | 15名 |
| 引 率 | 18名 |
■1日目(3/27)
➢ 兵庫県立芸術文化センター前集合・出発
1日目は9:00に集合しました。集合時は共に過ごすお友だちやリーダーと初めて会話を交わし、緊張しているようすでしたが、少しずつ笑顔も生まれ、これから始まる2泊3日のキャンプに期待を膨らませている姿が見受けられました。


➢ バスレク
バスレクでは3つのゲームを行いました。
まず初めに「シルエットヒントクイズ」を行いました。このゲームは、前に立つ4人のリーダーの特徴と一致させるというクイズです。まだリーダーの名前を覚えられていない子もいたので、周りの子と相談して盛り上がっているようすでした。
次に、「リーダーマッチングクイズ」を行いました。各班のリーダーの特技や好きなことを当てていくクイズです。「誰でしょう!?」と聞き、せーのと言うとみんなが大きな声で「〇〇リーダー!」と答える姿が印象的でした。
最後に「おとなりインタビュー中継」という隣の子に好きなことや好きな食べ物をインタビューするゲームです。その後に「〇〇ちゃんは…」と反対の隣の子にインタビューした子の紹介をしましたが、たくさん質問し合うことができて、隣の子以外の子とも話せるきっかけとなりました。
➢ アイスブレイク
アイスブレイクでは、まず始めに「なまえぐるぐるミッション」をしました。軽く自己紹介をしてからリズムに合わせてお互いの名前を言っていくゲームで、他の子の名前を呼ぶことで自然と班のお友だちの名前も覚えられたようです。
2つ目のゲームでは班対抗の「ジェスチャーゲーム」を行い、みんな他の班に負けないように全身を使って「自転車」や「アイドル」などお題に合ったジェスチャーをしました。
3つ目のゲームは「どん!じゃんけんロード」という「ケンケンパー」で進み、じゃんけんをして、勝った班が次々と進んでいくゲームでしたが、このゲームも班対抗のゲームだったので、白熱しているようすでした。
最後に「森の大嵐」というゲームで、真ん中に立つ鬼が「今日帽子を被っている人~!」や「3班の人〜!」などのお題を言うと、それに該当する人が移動するゲームでした。お題を考えることが少し難しかったようですが、走って移動するようすや、時には移動する場所がなくて少し困っているようすも見受けられ、みんなが真剣にゲームを楽しんでいる姿が印象的でした。


➢ 昼食
昼食は、子どもたちが持参したお弁当をポールサイトで食べました。班ごとにレジャーシートを敷いてお弁当を囲みながら、「お弁当に大きな玉子焼きが入ってる!」とテンションが上がっている子もいれば、「ナイトハイキング楽しみだね」とこれからのプログラムにワクワクしている子もいて、笑顔で溢れていました。


➢ランタン、望遠鏡作り
ランタン作りでは、牛乳パックに様々な大きさや形の穴を開け、班の子と譲り合いながらカラーセロハンや折り紙を使ってそれぞれが工夫して完成させました。完成したあとは、ライトを入れるとどのように光るのか興味津々なようすでした。
望遠鏡作りでは、好きな色の折り紙を使ってオリジナルの望遠鏡を作りましたが、はさみをお友だちと譲り合いながら作っていく姿が印象的でした。完成した子は、「見てー!」とリーダーに近寄りながら覗いている姿も見受けられ、楽しんでいるようすでした。


➢夕食
夕食はみんなですき焼き風牛丼を食べました。子どもたちは、この後のプログラムのナイトハイキングに期待を膨らませながら、ワイワイと楽しそうに食べ始めており、今日あったことを笑顔で話している様子が多く見られました。


➢ ナイトハイキング、星空観察
ナイトハイキングでは、自分たちで作ったランタンを持ちながら夜のキャンプ場を歩きました。 チェックポイントを4箇所設けており、次の日の森探検で使う地図のかけらを持っている案内人がいたので、合言葉の「せんがり」を唱えながらチェックポイントを探している姿が印象的でした。ゴール地点のコロシアムでは、満天の星空が広がっており、子どもたちは自分で作った望遠鏡を使って星空観察を楽しみました。


■2日目(3/28)
➢ 起床・朝食
キャンプ2日目の朝は7:00に起床し、炊事場に集合しました。朝食はカートンドッグで、子どもたちはパンにキャベツ、チーズ、ウインナーを挟みアルミホイルでくるくると丸めていました。牛乳パックに火をつけて牛乳パックが燃え切るまで待ち、完成しました。自分たちで作ったカートンドッグが出来上がると、嬉しそうにリーダーやお友だち同士で見せ合っている姿が印象的でした。


➢ 野外炊飯・昼食
2日目の昼食は、みんなで竹飯盒とカレーを作りました。竹飯盒では、まず班の中で竹をノコギリで切る子と、鉈で竹の繊維に合わせて割る役割に分かれて挑戦しました。少し苦戦しているようすも見られましたが、班で協力して太い竹を竹飯盒が出来るような形に切ることができました。その後、班の中で2本目の竹を切る組とカレーを作る組の2手に分かれて作業しました。カレー作りでは、「いつもお家で作っているから!」と率先して作ってくれる子や、初めてだけど頑張って包丁を使って人参や玉ねぎを切ってくれる子もいました。
みんなが協力して無事にカレーが完成し、「おいしい!」という声があちこちから聞こえて、笑顔で溢れていました。午後からの森探検に向けてエネルギーもチャージできたようです。


➢ 森探検
森探検では、昨日のナイトハイキングで集めた地図を使って活動を行いました。各班で6つのミッションとボーナスポイントを巡り、コインを集めていきました。
ミッションは、「クモの巣くぐり」「ポーズ合わせゲーム」「ボール運び」「フラフープリレー」「ぐるぐるバット」「せんがりにょっきっき」に取り組みました。「クモの巣くぐり」では、テープに当たらないように注意しながら、案内人に指示されたものを取りに行きました。「ポーズ合わせゲーム」では、お題からイメージしたポーズを班全員で揃え、協力して表現していました。「ボール運び」では、新聞紙を2人1組で持ち、破れないように慎重にゴールを目指しながらタイムを競いました。「フラフープリレー」では、班全員で手をつなぎながらフラフープを2周させ、息を合わせて取り組んでいました。「ぐるぐるバット」では、班全員で協力しながら10秒以内にゴールを目指し、声をかけ合う姿が見られました。「せんがりにょっきっき」では、数字が重ならないように考えながら発言し、楽しみながら参加していました。
班で協力する場面が多く、ミッションが進むにつれて自然と会話が増え、子どもたち同士の距離が縮まっていくようすが見られました。最後に結果発表を行い、集めたコインと桜の花びらを交換しました。活動を通して、協力することの大切さや達成感を感じられる時間となりました。


➢ 夕食
夕食はみんなで焼きそばを食べました。森探検でたくさん体を動かした後だったこともあり、「おいしい!」という声が多く聞かれ、笑顔で食べ進める姿が印象的でした。夜にはキャンプファイヤーが予定されているため、子どもたちはこれからの活動に向けてしっかりとエネルギーをチャージしていました。


➢ キャンプファイヤー
キャンプファイヤーでは、「猛獣狩り」「いうこと一緒やること逆」「落ちた落ちた」を行いました。
「猛獣狩り」では、言われた文字数に合わせてその人数で集まるゲームで、立候補してみんなの前で進行をしてくれる子どもの姿も見られました。また、1〜3班の子どもとリーダー全員でひとつのグループになる場面もあり、大人数で協力する楽しさを感じているようすでした。
「いうこと一緒やること逆」では、「前!」という合図に対して「前!」と声に出しながら体は後ろに動かすなど、言葉と逆の動きをするゲームで、子どもたちは大きな声で楽しみながら参加していました。
「落ちた落ちた」では、「落ちた落ちた、なにが落ちた?」という掛け声に続いて出されたものに応じて動くゲームで、「雷」が落ちたらおへそを隠す、「りんご」が落ちたら手を出すなど、それぞれの動きを瞬時に判断して行っていました。ゲームが進むにつれて拾うものや動きが増えていき、子どもたちは笑いながら夢中になって楽しんでいるようすが見られました。


➢ ふりかえり
ふりかえりでは、森探検で獲得したサクラの花びらに、楽しかったことや悔しかったこと、頑張ったことを書き出し、班で共有しました。一人ひとりが自分の気持ちを言葉にして伝えることで、お互いの思いや感じたことを知ることができ、班内での理解が深まっていくようすが見られました。また、共感し合ったり励まし合ったりする姿も見られ、温かい雰囲気の中でふりかえりを行うことができました。

■3日目(3/29)
➢ 朝食
キャンプ3日目は7:00に起床し、3日間過ごした部屋の掃除を行いました。子どもたちは感謝の気持ちを込めて、協力しながら丁寧に掃除に取り組んでいました。
朝食ではフレンチトースト作りを行いました。パンになかなか火が通らず苦戦するようすも見られましたが、火加減を工夫しながら最後まで諦めずに取り組み、完成したときには嬉しそうな表情を見せていました。自分たちで作ったフレンチトーストを味わいながら、充実した朝の時間を過ごしていました。


➢ バームクーヘン作り
最後の自炊のバームクーヘン作りでは、生地から子どもたちといっしょに行いました。材料を混ぜる際には「良いにおいがする」や「早く焼きたい」と楽しみにする声が沢山聞こえてきました。焼く時には棒に生地を少しずつ重ね、焦げないようにくるくる回していきました。思っていた以上にバームクーヘンが重く、皆で交代しながら協力して取り組む姿が見られました。完成したバームクーヘンを食べると、「おいしい!」などの嬉しそうな笑顔が沢山見られ、普段なかなか出来ない屋外でのお菓子作りを通して、協力することの大切さや、作る楽しさを感じられる思い出深い時間となりました。


➢昼食
3日目の昼食はカツカレーとサラダとヨーグルトでした。キャンプ最後の食事ということもあり、子どもたちは和気あいあいとした雰囲気の中で楽しそうに食事をしていました。


➢思い出工作
思い出工作では、森探検の際に拾ってきた木の枝を使って、北米の伝統的な装飾品であるドリームキャッチャーを作りました。子どもたちは「これを組み合わせてみようかな」と、それぞれお気に入りの枝を選び三角形になるように工夫しながら組み合わせていました。枝の太さや長さ、形によって仕上がりが異なり、一人ひとりの個性が溢れた素敵な作品になりました。
完成すると嬉しそうに友だち同士で見せあっていました。自然の中で見つけたものを形にする楽しさを味わい、思い出に残る時間となりました。


➢ ふりかえり
ふりかえりでは、3日目に子どもたちが桜の花びらに書いた内容を模造紙の木に貼り、ひとつの桜の木を完成させました。完成した桜の木の下にはメダルが用意されており、その中に書かれたリーダーからのメッセージを見て、子どもたちは嬉しそうな表情を見せていました。活動の締めくくりとして、達成感や喜びを感じられる時間となりました。


➢ 解散
3日目を終え、芸術文化センター前で解散しました。3日間をともに過ごした友だちと別れの時間を迎え、名残惜しそうにしながらも笑顔で挨拶を交わす姿が見られました。3日前に出会ったときと比べて、子どもたちの表情や行動に成長が感じられ、充実した時間を過ごしたことが伝わってきました。