【実施報告】いえしまキャンプ2026~なかまとつくる春のアドベンチャー~

キャンプ概要

日 程2026.4.1(水)~2(木)
場 所兵庫県立いえしま自然体験センター
対 象小学3年生~中学3年生
参加者12名
引 率22名

■1日目(4/1)

➢ 兵庫県立芸術文化センター前集合・出発

 1日目の朝は8:30に集合が完了しました。緊張気味の子や、2日間のキャンプにわくわくしている子など、それぞれが色んな気持ちを持って集まりました。天候不良により1日短くなりましたが、みんな心を躍らせながら出発しました。

➢ 移動

 バスでは、3つのゲームを行いました。

 1つ目のゲームは「どきどきシンクロチャレンジ!」。バス座席の横の子とペアになり、お題にあった答えを考え、二人で回答を合わせるゲームです。答えが一致したペアからは喜びの声が聞こえ、合わなかったペアも「その答えもあるね」とペアでの親睦を深めていました。

 2つ目のゲームは「みんなでぴったりを目指せ!ゆびスマバトル」。このゲームでは、横1列でチームとなります。スタッフがお題の数字を出し、その数字にぴったりになるように指を上げるという、チームで協力するゲームです。最初は右手の親指1本から始め、右手の指5本、両手の指10本とどんどん難易度をあがっていましたが、子どもたちはぴったりを目指そうとチームで協力して頑張ることができました。

 3つ目のゲームは「いえしまトロッコ」。このゲームはスタッフから出題される2択クイズの答えを、横1列のチームで考えるゲームです。子どもたちは答えを導き出すためにたくさんお話しをしており、班内の雰囲気もさらに良くなっていってました。

 バスでも船でも楽しい時間を過ごして、いえしまに着くときには、集合時よりもだいぶ緊張がほぐれてきたようすで、にぎやかな雰囲気でした。

➢ 到着・昼食

 みんなで長い坂道をがんばって登りきり、いえしま自然体験センターに到着しました。そして、待ちに待った昼食タイムです!子どもたちは班のお友だちとお話ししながら、お弁当を美味しそうに食べていました。ご飯を食べながら、「早くみんなで遊びたい!」「いえしまで何の遊びするの?」など、今から始まるキャンプに向けて、さまざまな話をしながら何が待っているのかワクワクしているようすでした。

➢ アイスブレイク

 昼食後、アイスブレイクを行いました。さらに仲を深めるため、班でさまざまなゲームに挑戦です!

 1つ目は、「しずかに並べ!ノートークゲーム」。喋らずに出されたお題に対して班で順番に並ぶゲームです。ジェスチャーやアイコンタクトでお互いの心を読むことで班のお友だちとの仲を深めることができました。

 2つ目は、「1人で来ましたゲーム」。班で円になり、1人から5人まで人数を増やしながら、順番が来た時に立つゲームです。難易度は少し高めでしたが、失敗してもみんな楽しく取り組んでいました。

 3つ目は、「友だちを見つけてビンゴを目指せ」。ビンゴ表に書いてあるお題に当てはまるお友だちを見つけて、サインを書いてもらうゲームです。班が違うお友だちやリーダーにも積極的に話しかけていて、班の垣根を越えて仲良くなっていました。

 アイスブレイクを通して、コミュニケーションが自然と取れるようになっていて、子どもたち同士で距離がグッと縮まり、これから始まるキャンプに心を躍らせているようすでした。

➢プログラム決め

 この後行うプログラムを班で話し合って決める時間です。限られた時間の中で、班のみんなで意見をすり合わせ、プログラムを決めていきました。みんなの意見を取り入れるために、図にシールを張りながら、話し合いを進めていきました。

 気になるプログラムがたくさんあって、「どれにしよう」と悩む姿もたくさん見られました。意見が分かれる中で、多数決に頼らず決めることに、苦戦する子どももいました。その中で、自分の気持ちをどう伝えるべきなのか、班のお友だち全員が納得できるためにはどうすればいいのかを、みんなで試行錯誤しながら話し合っていました。

 話し合いの際に「顔札」という気持ちを表せる札を使い、意見を言葉にするのが難しい子でも、自分の気持ちが伝えようとする姿も見られました。みんなで顔札を出し合って、全員が納得できていなければ、もう一度話し合いを繰り返しながら進めていました。そして、最終的に「班にとってのベストなプログラム」を見つけることができました。

➢午後プログラム

 プログラムが決まると、いよいよ活動の時間がスタート!

 浜遊びや磯遊びをして元気いっぱい体を動かす班や、集めた貝殻を使って工作に取り組む班など、それぞれが班で決めたプログラムを楽しんでいました。浜では走り回ったり、波を楽しんだりと、自由な発想でのびのびと遊ぶようすが見られました。磯遊びでは、カニなどの生き物を探したり、貝殻集めに夢中になっている子どもたちの姿が印象的でした。「きれいな貝殻見つけた!」とリーダーに嬉しそうに見せに来るようすからも、プログラムを楽しんでいることが伝わってきました。

 工作では、世界にひとつだけのオリジナル写真立てづくりに挑戦しました。浜で集めた貝殻を使ったり、お友だちとデザインを考えたりしながら、それぞれの個性が光る素敵な作品を楽しみながら作り上げていました。

➢夕食

 1日目の夕食は、リーダーが作ったカレーでした。朝から思いきり動いた子どもたちはお腹もぺこぺこで、食事が始まると夢中になって食べていました。焼きたてのナンとカレーを楽しんでいて、「おいしい!」という声があちこちから聞こえてきました。

 ナンを食べ終わると、「白ご飯おかわりください!」という元気な声がいろんな席から上がり、何度もおかわりをしている姿が見られました。たくさん用意していたお米もあっという間になくなってしまうほどで、みんなお腹いっぱいになるまでしっかり食べていました。

 みんな大満足の夕食の時間でした。

キャンドルサービス

 本来はキャンプファイヤーを行う予定でしたが、天候が悪かったのでキャンドルサービスを行いました。

 まず初めに「つなげフラフープ」を行いました。全体で円を作り両隣の子と手を繋ぎフラフープを1周させるゲームです。班だけでなく全員で行うことでキャンプファイヤーが良い雰囲気でスタートしました。

 次に「言うこと一緒やること逆」を行いました。リーダーが前と言ったらみんなで前と言いながら後ろに下がるゲームです。ルールを変えて段々難易度を上げて行いましたが、難しくても必死に周りのお友だちと協力しながら楽しむことが出来ていました。

 次に「めっちゃギンドン」を行いました。リーダーが言ったプログラム名に合わせて、それに対応するジェスチャーと擬音語を言うというリズムゲームで、みんなそれぞれのジェスチャーをして盛り上がりました。リーダーが思いつかないようなジェスチャーをしている子や全身を使ってジェスチャーをする元気いっぱいな子もいて楽しそうに行っていました。

 次に歌とダンスを踊りました。3曲流しましたが、子どもたちは自らダンスをしたり手拍子をしたりとこの日1番の盛り上がりとなりました。

 最後に心を落ち着かせるために「幸せなら手をたたこう」をみんなでしました。ちょっとずつ心を落ち着かせ、今日1日を振り返る準備ができました。  雨で室内になったものの、子どもたちはゲームや歌を楽しんでいるようすでした。他の班で仲良くなったお友だちと笑い合っていたり、歌に合わせてノリノリに踊っていたりと、笑顔が消えないキャンドルサービスとなりました。

➢ プログラム決め

 夜のプログラム決めでは、2日目の午前プログラムに班で何をするのかを話し合って決めました。この一日で仲良くなった班のお友だちの意見を尊重しながらも、自分の意見を話し、残り1回のプログラムを班でより良い時間にしようとみんなが心掛けていました。

 昼のプログラム決めであまり発言できなかった子が、顔札を活用しながら、発言できるようになっていたり、班のお友だち発言を聞きながら、班の意見をまとめたりと2回目のプログラム決めでは、子どもたちの成長した姿を見ることができました。

ふりかえり

 1日目のふりかえりでは「サイコロふりかえり」をしました。サイコロの面に「楽しかったこと、大変だったこと」が書かれており、出たテーマについてふりかえりました。班の中でたくさんの意見が飛び交っており、集合時と比べて、班の親交も深まっていました。サイコロを振ることを楽しみながらも、真剣に今日一日を振り返っており、有意義な時間となりました。

■2日目(4/2)

➢ 朝食

 2日目の朝食は、牛乳パックを使って作るカートンドッグでした。自分たちで具材をパンに挟み、アルミホイルで包み、牛乳パックに入れて火にかけました。

 作り方を知っている子が、初めてのお友だちに優しく教えていて、自然と助け合いが生まれていました。リーダーに火をつけてもらうと、牛乳パックが燃えていくようすをみんなで見守りながら、出来上がりをワクワク楽しみにしながら待っていました。 焼き上がったカートンドッグはとてもおいしく、子どもたちは笑顔で食べていました。朝からしっかりエネルギーをチャージして、2日目も元気にスタートすることができました。

➢ 午前プログラム

 班ごとに決めたプログラムがいよいよスタートしました!カヌーに挑戦する班や、釣りや工作を楽しむ班など、それぞれの班が選んだ活動に取り組みました。

 カヌーは、2~4人乗りで、リーダーと一緒に乗って体験しました。どのように漕げば早く進むかをみんなで話し合いながらカヌーを楽しんでいました。

 釣りに挑戦した班は、「絶対に釣る!」と意気込んでいました。初めはなかなか釣れませんでしたが、餌の付け方を工夫して、最後は「釣れたー!」と笑顔で釣った魚を見せてくれました。

 子どもたちはいえしまでの最後のプログラムを心から楽しんでいました。

➢ ふりかえり

 最後に、2日間のふりかえりを行いました。

 この2日間で頑張ったことや楽しかったこと、班のお友だちやリーダーに伝えたいことなど、それぞれの思いを桜の花びら型の紙に書きました。子どもたちは、最初に配った枚数では書き足りないほどで、追加で紙をもらい、たくさん花びらに思い出や感謝の気持ちを書いていました。その花びらを大きな木の幹に貼っていき、最後にはみんなの思い出の詰まった大きな桜の木を完成することができました。

 また、子どもたちはプロフィール帳作りにも取り組みました。2日間の自分を見つめ直しながら、「こんなことを頑張ったな」「これが楽しかったな」と一つひとつ思い返し、楽しそうに書いているようすが見られました。

 ふりかえりの時間を通して、子どもたちは自分の中で感じた成長や思い出をしっかりとふりかえることができました。

➢ 昼食

 昼食は、食堂でチキンカツ定食を食べました。子どもたちは大盛りのご飯を食べたり、温かい豚汁をおいしそうに飲んだりと、いえしまで食べる最後のご飯を楽しんでいました。ご飯の最中にも2日間の思い出を語り合い、明日も「キャンプがしたい」と惜しむ声も聞こえました。

➢ 兵庫県立芸術文化センター前到着・解散

 いえしまの山を登り、船とバスを乗り継ぎ、兵庫県立芸術文化センター前に到着しました。

 船やバスでは、疲れて眠ってしまう子どもや自分たちでゲームを考えて楽しむ子ども、リーダーとたくさんおしゃべりをする子どもなど、それぞれが楽しい時間を過ごしていました。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、無事に芸術文化センター到着!2日間をともに過ごした班のお友だちやリーダーとのお別れは名残惜しそうでしたが、それぞれ笑顔で「またね」と手を振り合って、お別れをしました。

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